あなたがたは鼻から息の出入りする人に、 たよることをやめよ、 このような者はなんの価値があろうか。
主はこう言われる、 「おおよそ人を頼みとし肉なる者を自分の腕とし、 その心が主を離れている人は、のろわれる。
もろもろの君に信頼してはならない。 人の子に信頼してはならない。 彼らには助けがない。
あなたがたは、あすのこともわからぬ身なのだ。あなたがたのいのちは、どんなものであるか。あなたがたは、しばしの間あらわれて、たちまち消え行く霧にすぎない。
人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか、 人の子は何者なので、これを顧みられるのですか。
見よ、もろもろの国民は、おけの一しずくのように、 はかりの上のちりのように思われる。 見よ、主は島々を、ほこりのようにあげられる。
低い人はむなしく、高い人は偽りである。 彼らをはかりにおけば、彼らは共に息よりも軽い。
すなわち鼻に命の息のあるすべてのもの、陸にいたすべてのものは死んだ。
主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。
わたしの息がわたしのうちにあり、 神の息がわたしの鼻にある間、
主のみ前には、もろもろの国民は無きにひとしい。 彼らは主によって、無きもののように、 むなしいもののように思われる。
「わたしこそあなたを慰める者だ。 あなたは何者なれば、死ぬべき人を恐れ、 草のようになるべき人の子を恐れるのか。
今われわれは高ぶる者を、祝福された者と思う。悪を行う者は栄えるばかりでなく、神を試みても罰せられない』」。